女子の秘密
「女子の秘密」
サワ = S 天然系 優しい 包容力は高いが家事全般は苦手
リア = R 口は悪いが心は熱い 目が怖いと言われることを気にしている
カナ = K かわいいを極めたいぶりっ子系 計算高い 悪女ではない
シーン1
R001「ちょっとカナぁ!アンタ またあたしの化粧品勝手に使っただろ!」
K002「ごめぇーん、ちょうどカナのファンデきれちゃってぇ~」」
R003「うぇ、あたしの前ではそうやってブリブリすんなって言ってんだろうに」
K004「でもぉ~、大学のみんなはカワイイって言ってくれるもん」
R005「はぁ……もしそいつらがお前の本性見たらなんて言うんだろうなぁ」
K006「は?おどしてんの?自分だって男子受けが良いからって大学ではあーしとか言ってるくせに」
R007「おー、怖い怖い
つーか、前も言ったけど敏感肌用に定期購入してるから
無くなる前に買い足すから先に言えって言ってるだけだろうが……」
K008「だって今日暑かったから日焼け止め効果がついてるのが良かったんだもん」
R009「わーったわーった、あたしもこれからバイトでピりついてていい方きつくなって悪かったよ」
K010「むぅ~……カナも勝手に使ってごめん」
S011「ただいまー」
K012「おかえりサワ~」
R013「うぉっと、もうこんな時間か……急がないと電車に間に合わないな」
S014「あ、リア、ごめぇ~ん!私のファンデきれちゃって今朝リアの借りちゃったぁ~」
R015「サワ……お前もか」
K016「リアぁ~ そこはブルータスお前もか……って言わないとぉ~」
R017「知らねぇよ! カナ、晩飯のデザートあたしの好きなやつにしろよな! いってきます!」
S018「いってらっしゃーい」
K019「ほんと、リアがいると退屈しなくていいよねぇ~」
S020「まぁ……私とカナの2人じゃぼーっとしててルームシェアもままならないだろうから
しっかりものでリーダーシップもあるリアは頼もしいよね」
K021「でもぉ~ 大学に通いながら大食いタレントとか頑張ってるサワもすごいよねぇ~」
S022「あ~……でも、社長とマネージャーさんに助けてもらってばっかりだし……」
K023「あ、ごめん電話~ はーい、カナでーす うん、うん うん」
S024「はぁ…… おなかすいた……」
K025「やだぁ~もぉ~! カナも早くゆーくんにあいたーい! もうすぐ出るからね~! はーい!」
S026「相変わらずお熱なことで」
K027「だっーって、ゆーくんもカナのこと大好きだからねぇ~」
S028「それは一緒のところを見てればよくわかるよ」
K029「サワはタレントしてて いいなーって思う人とか食事に誘われたりとかしないの?」
S030「あー、そういえば今日なんかすっごいイケメンにご飯に誘われたんだけど……」
K031「マジ!?誰!?」
S032「いや、名前はよくわかんないんだけど、初対面でいきなり
初めまして、くたびれたみたいですって言われてなんだコイツって感じだったんだけど……」
K033「くたびれたみたい?」
S034「なんか最近ビュッフェの経営を始めたみたいなんだけど、
私 基本的にこの辺りのビュッフェ全部食べ過ぎて出禁だし
だからお店つぶれちゃいますよーってこんなイケメンだし絶対彼女いるだろと思って
適当に彼女さんと行ったらいいんじゃないですかって言ったら
どうして僕に彼女がいるの知っているんですか!?絶対オフレコにしてくださいね!
って焦った感じでどっか行っちゃってなんだったのかなーって……」
K035「ねぇ、この人じゃない?」(スマホの画面を見せながら)
S036「あ、そーそー この人 やっぱりタレントさんだったんだねー すごくイケメンだったし……」
K037「きたびれ たくみ」
S038「え? くたびれた?」
K039「き! た! び! れ! た! く! み!」
S040「あー? なんかきいたことあるかも?」
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