わたし舞台に立ちたいの
4人バージョン
わたし舞台に立ちたいの
キャスト4人バージョン
パワポ資料、原稿、持つ、読む
【登場人物】4人
拓也(たくや)(男性社員・マイペース)
明里(あかり)(女性社員・明るくテンション高め)
春子(はるこ)(女性社員・落ち着いて論理的)
美月(みつき)(女性社員・天然で読書家)
会社の会議室。椅子が4脚。下手、中央やや奥下手、やや奥上手、上手にそれぞれ配置。
席は下手側から春子、明里、拓也、美月
入口は下手側
明転。
(明里、小走りでイン)
明里: やった、私が一番か。これは幸先いいぞ!
(春子、歩いてイン)
春子: すこーしだけ先に入ったからって何言ってるの。
さっきまで私が先歩いてたじゃないの。
突然走って抜かしておいて、調子に乗らないで。
明里: 相変わらず厳しいなー。ここまで一緒にプロジェクト進めてきた仲じゃないの。もっと優しくしてよー。
春子: やれやれ。ま、あんたとのチームも、今度の新製品アイデアコンペまでと思うと、寂しいような、ありがたいような・・
明里: うちのチームならプレゼン圧勝間違いなしだから、そのまま新チームの中心メンバーに揃って抜擢されちゃうかもよ〜
春子: あんたは楽観的すぎ。私はいつも最悪のパターンも想定して行動するようにしてるの。
明里: さすがです。お見それしました。
春子: 何?何か言いたいことでも・・・
(美月、本を読みながら何も言わずにイン)
春子:(美月に気づいて)うわっ、びっくりした!
明里: あ、美月ちゃんおはよー!
美月: ・・おはよう
春子: あんたまた歩き読書?またどこかにぶつか(るわよ)
(美月、自分の椅子にぶつかる)
美月: あいたっ!え?何か言った?
春子: 言わんこっちゃない・・まあいいわ、これであとひと(り)
(拓也、小走りでイン)
拓也: 間に合ったー!まだ打ち合わせ始まってないよね!?
明里: 始まってないよー
春子: じゃ、みんな揃ったことだし、ミーティング始めますか。
明里: プレゼン野郎Bチーム、始めますか!
春子: そのネーミングやめて、、、
明里: なんでー、いいじゃん!かっこいいじゃん!ね?(美月にふる)
拓也: うーん、まあ、俺は好きだけどなー
美月: そうね。疾風怒濤、シュトゥルム、ウント、ドランク!って感じでスピード感を感じられていいネーミングよね
明里: ねー
春子: やめなさい、この子すぐ調子に乗るんだから!
明里: 調子になんて乗ってないわよー。 ちなみに、このネーミングは美月ちゃん発案です!
美月: 団結力を高めるためにも、ネーミングは大切でしょ?私は言葉の力を、信じてるの!
拓也: じゃあ、拓也と愉快な仲間たち!ってのは?
春子: 乗っかるんじゃない。しかも全然愉快じゃない
拓也: えー、じゃあ拓也と不愉快な仲間たち?
春子: そう言うことじゃない!
明里: 受けるwwでもさ、なんだかんだうちらって、いいチームワークだよね
春子: まあ、そこは否定しないけどさ
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